美容師の社会科見学

 Doubleでは様々な種類のパーマ液、カラー剤、
そしてシャンプー、スタイリング剤などの商品を使用しています

そこで先日、私たち美容師が毎日使用しているものが
どのように開発され作られて完成し、一つの商品として
お店に届けられるのかという事を見学してきました

今回見学させていただいたのは京都に本社のある
中野製薬さんの工場です

fullsizerender-7
%e3%81%be%e3%81%99

工場の中の細部は企業秘密もあるのでお見せする事は
できませんが、いつも自分達が使用しているものが作られていく行程を間近で見る事ができ、とても勉強になりました。

思った以上に一つの商品が完成するまでに沢山の行程があり、
そして、人の手作業というものがとても重要な役割をしているのだなと感じた今回の体験は、人やもののありがたみを通じて
丁寧な仕事のありかたを再確認させられる事となりました

fullsizerender-8

最後にはオリジナルのヘアオイル造りまで
体験させていただきました

中野製薬さん有り難うございました!

ma

そしてっ、せっかくの京都という事で少しだけ…

fullsizerender-12fullsizerender-11 fullsizerender-13

紅葉には少し早かったですが嵐山でこんな神社を発見!

fullsizerender-15

社長は真剣に、良い美容師に成れますように、
そして毛が残りますように♡
と願いを書いていました
fullsizerender-14

ぜひ行きたいコーヒーショップ

寒さと暖かさが交互に顔を見せるこの頃、
ファッションを楽しむには最高な季節ですが、
すぐそこには冬の予感が・・・

そんな寒さ迫る中、暖かいコーヒーでも飲みながら
季節の変わりゆく表参道、青山をブラブラ歩くのも
楽しいですよね。

という事でテイクアウトにぴったりな表参道の
コーヒーショップをご紹介します。

《SHOZO COFFEE STORE》%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-26-15-05-41

表参道の交差点からほど近い路地に、小さな木製のお店ながら
あのブルーボトルコーヒーのお隣に堂々と構える
SHOZO COFFEE STORE。
栃木県那須黒磯に拠点を置く人気店が
表参道でも味わえるんです。
コーヒー以外にも話題を呼んでいるのが、
スコーンをはじめとした焼き菓子。
初めて行く人はセットで頼むといいですよ。
Doubleに来る前に豆を買ってから来る人も多い、
そんなお店です。

《ミカフェート》

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-26-15-29-17コーヒーハンター川島良彰氏が手がけるコーヒーショップ。
「コーヒーはワインに匹敵する農産物なのに、その価値がまだ
十分に発揮されていない。
皆様に美味しいコーヒーをお届けするために、
農園、畑、樹の選別に始まり、完熟豆の収穫、精選、
航空貨物での定温輸送、脱酸素状態での定温保管、焙煎と全てにこだわりお客様の手元までお届けします。」
そんな豆で淹れた一杯を楽しみに行ってみてください。

《蔦珈琲店》

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-26-18-26-42

テイクアウトではなく、むしろ時間を忘れて珈琲を楽しみたい方には、ツタコーヒー店などいかがでしょうか。
お店の壁に外の世界からのバリアのように張り巡らされたツタが目印なお店は1988年からの老舗です。
「ブラジルサントスNO2スクリーン19番という同じ豆を、
同じ人が、同じ焙煎機で、毎朝ローストしてもその都度
味が異なります。
四季や天候、湿度や焼き加減などが一定していないため
焙煎する人の努力で同じ味に近づけているのですが、
これが珈琲の魅力ある特徴の一つであり、
蔦珈琲店では味の変化も四季のように楽しんで頂ければと思い
1種類のコーヒー豆のみを焙煎しております。」
素晴らしい!!
カフェとは異なる、喫茶店の醍醐味ですね。

《猿田彦珈琲》

400x400_003

恵比寿に本館を構える猿田彦珈琲の表参道店は
H.I.Sとのコラボ店。
旅先が決まっていない人も、旅に行くつもりもない人も、
気軽に足を運んでもらって、猿田彦の珈琲を手に地下フロアへ。
BACHブックディレクター幅允孝氏がセレクトした
1,500冊の旅に関する本を時間を忘れて読みふけり、
旅に行きたくなったらH.I.Sへ。
なんとも自然な流れですね。

朝の目覚めの珈琲、ほっと一息な珈琲、あったまる珈琲、
ちょっと夜更かしな珈琲。
人それぞれの珈琲を楽しんでみてください!

Bean to Bar

クラフトビールやサードウェーブコーヒーなど…

大量生産では無く、純粋に食材、飲み物の品質や味を高めるため追求するクラフトムーブメントは、私たちの生活に
短なモノとなってきましたね*

そんな中、最近はクラフトチョコレートも人気の一つ!

アメリカで火がついた

“Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)”

選び抜かれたカカオ豆(Bean)から板チョコレート(Bar)になる
までの全工程を一貫してひとつのファクトリーで作り上げる
チョコレートのこと
まさに、クラフトチョコレート!

専門店が続々とオープンしている中、
今日はオススメを幾つかご紹介*



まずは蔵前にある

サンフランシスコ発祥の店

DANDELION CHOCOLATE(ダンデライオンチョコレート)

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-14-44-26

日本一号店となる店舗は、ファクトリースタイルのカフェとなっており、1階はチョコレートファクトリーとスタンド、2階はカフェとワークショップスペースを併設

選別からチョコレートバーを作る工程のすべてを、
自分たちのファクトリーで行っています✳︎%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-14-39-57

カカオ豆の産地が異なる3つのシングルオリジンで作られた
ブラウニーの食べ比べも必見です!

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-14-47-45

ホットチョコレートも、とっても美味♥︎これからの季節に嬉しい一品になりそうです

〒111-0051
東京都台東区蔵前4-14-6




続いて中目黒にある

「green bean to bar CHOCOLATE」
(グリーンビーントゥーバーチョコレート)

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-18-31-00

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-14-59-38

45日間かけて丁寧に作られるチョコレート

カカオの選別から包装まで、すべて手作業で行っており、
1kgのカカオを選別するのに1時間弱かかるのだとか

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-18-51-47

この工程のため「雑味のない滑らかなチョコレート」を味わう事が出来るそうですよ

個性豊かなチョコレートの製造の様子を五感で楽しんでみては
いかはでしょうか?

こちらもワークショップやイートインも出来ますよ✳︎

〒153-0042
東京都目黒区青葉台2-16-11




そして、最後は三軒茶屋と池尻大橋の間に位置する

CRAFT CHOCOLATE WORKS(クラフトチョコレートワークス)

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-19-13-42

8種類のシングルオリジンチョコレートは試食も可能なので、お気に入りの一枚を探してみるのも楽しいですね*

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-19-14-36

また、こちらの名物でもある、カカオソフトクリーム❤︎

カカオ豆の焙煎から手作りで作られるソフトクリームを
頂けるのは日本ではここだけ‼︎

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-19-17-42

ぜひお試しあれ*

〒154−0001
東京都世田谷区池尻2丁目7‐4‐1

素材の味を大切に、日々の生活に新しいスパイスを

SØSTRENE GRENE

いつもご来店ありがとうございます。
今回はDoubleの近くに新しくOPENするお店を紹介します

SØSTRENE GRENE(ソストレーネ グレーネ)
10月28日(金)にアジア1号店が表参道にてOPEN!

住所:東京都渋谷区神宮前4-25-13

デンマーク発のライフスタイル雑貨ブランドで
インテリアをはじめ、ステーショナリーやギフトラッピング、
DIY向けのクラフト用品、キッチングッズ、玩具などを
幅広く手がけてます。
さらにリーズナブルな価格設定も支持され、現在では
ヨーロッパ10カ国で117店舗を構えています。

14482070_1626323217660948_9081241759324831744_n14709699_549651148566683_3933905797905383424_n%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-20-19-55-35%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-20-20-04-41

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-20-20-01-22表参道と言えばフライングタイガーコペンハーゲンやASOKO
オーサムストアが並んでている激戦区。
また少し違ったテイストが加わりDoubleでカットした後に
プチプラ雑貨屋巡りも楽しいかもしれませんね⭐︎

世界報道写真展2016

1年を通じて、世界の45ヵ国で開かれ約350万人以上が
会場に足を運ぶほどの世界最大規模の展覧会
「世界報道写真展」
9月3日(土)〜10月23日(日)
東京写真美術館 地下1階展示室
Print
今年は、世界各地の6千人近いフォトグラファーが8万点を超える作品を応募しその中から選ばれた大賞など
150点の作品が紹介されています。Print

今年の大賞はウォーレン・リチャードソン氏。セルビアとハンガリーの国境を越えようととする難民の男性と子どもを撮影したものです。フラッシュを使用できない月明かりの下、警備隊に見つからないよう緊迫した様子が伝わってくる作品です。

img_1514

そして日常の決定的瞬間を切り取った1枚1枚の受賞作は
どれも圧巻な作品ばかり。
今日昨日の出来事ではなく、この世界で長い時間をかけて起きている深刻性の高い写真が厳選されて展示されています。
目を覆いたくなる写真もありますが、1枚の写真から日頃目にすることのできない事が今、何が起きているのか是非足を運んで
素晴らしい体験をしてみてはいかがでしょうか…

BOB11月号

美容業界誌BOB11月号が発売されたのでご紹介させて頂きます。

時代をつくったレザーカットをテーマに
山下の元でレザーカットを学んだ4人がボブとウルフの2スタイルをつくるというデザインバトル!!

元Double.HEARTS店長の上原、三好
HEARTS店長の高田、Doubleからは総店長の根本が
作品を造らせて頂きました。

かつて山下の元で学び、同じ時間を共にしてきた4人
使う道具はほぼ同じ、しかし作り出すヘアスタイルは
似ている様でどこか違う
それぞれの個性が光る作品に、私達もとても刺激を受けました。

山下が伝えてきた物、それをそれぞれが自分の中に落とし込み
真剣に向き合い形にしていく…
DoubleHEARTSの山下イズムを強く感じる事が出来ました。

image

山下を含めた5人での対談もあり
日々のサロンワークからヘアスタイルに対する熱い思い、
こだわりを語りあう内容になっています。

とても盛りだくさんの内容になっていますので
是非ご覧になって下さい。

SUZUKI TAKAYUKI

2016-10-03-12-52-17 2016-10-03-12-51-59_mg_11252016-10-03-12-52-262016-10-03-12-59-41
ファッションデザイナー スズキタカユキさん

Doubleがオープンする前から撮影の衣装などでお世話になっているスズキさん、先月25日、毎日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」という番組で特集されました

前回のブログで紹介したTWBCのヘアショーでは山下と東内が
カットしたモデルの衣装をヘアスタイルにあわせてスズキさんが
ステージ上でバランスをとりながら仕上げていくという
とても見応えがあり素晴らしいショーとなりました

私たち美容師が髪を切るという一つ一つの作業に情熱を捧げるようにスズキさんが何枚もの布やチュールを重ね合わせ、
結び、広げ、大きな裁ちバサミで斬新に切り刻んでいく様は
とても心に響き、と同時に、何処か美容師と通じるものも感じて本当に感動しました

そして、そんなスズキさんが所属する
「仕立て屋サーカス(circo de sastre)」の公演が
2017年1月7日から15日まで東京新宿のルミネ・ゼロにて開催されるようです

音と布、光が織りなす即興パフォーマンスを
体感してみてはいかがでしょうか?

2016-10-03-13-12-42

TWBCを終えて

10月3日にパシフィコ横浜にてTWBC2016が開催され、
Double/HEARTSのへアショーがありました。

先週のOCに続き2週連続となるヘアショー。

独特の緊張感に包まれるスタッフ達。_mg_0952

この数ヶ月img_0719準備に準備を重ね
img_0778

やれる事は全てやってきた_mg_0618

でも

img_0691

直前まで何が起こるかわからないのがヘアショー。

始まりの音が流れるまで、
いてもたってもいられない状態が続き、_mg_0850

始まってしまえば一瞬の出来事の様に
キラキラと目の前を通り過ぎてゆく。

緊張が過ぎ去った後の安堵は、人を素敵な表情にしてくれ_mg_0233

出演者も

_mg_0223 人一倍責任を感じていた_mg_0173

アシスタント達も。_mg_0171

自信たっぷりに
img_0890満面の笑みで
_mg_0619

輝いていますね。

ヘアショーの準備は大変ですが、
この瞬間の為に頑張れるのだと思います。

今回はスペシャルゲストとして仕立て屋《スズキタカユキ》さんにショーの衣装を作っていただきました。
img_0701本番前は真剣な表情で打ち合わせをする山下とスズキ氏も

_mg_0155-%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

やっぱり本番後はこんなににっこり。

トーマスルフ展

一向に秋を感じる気配がないですが…
芸術の秋という事で…

今日は竹橋の東京国立近代美術館で開催されている
「トーマス・ルフ展」について書いてみたいと思います

トーマス・ルフ(1958-)は、ドイツを代表する
現代写真アーティスト
1977年から1985年の間、デュッセルドルフ美術アカデミーの写真学科にて、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻の元で
写真を学び、彼らから大きな影響を受けました

今回の展覧会で出展された作品群は全部で18シリーズ
シリーズごとに大きくテーマが異なり、どれも特徴的に表現されているので、見応えあり!

fullsizerender-3

その中でも目を引くのが、
こちらの証明写真のようなポートレート
遠目から見ると普通の証明写真のようですが、実物大よりかなり巨大に引き伸されていて、近づいてみると証明写真以上の
情報が含まれています
巨大なスケールにあえて収めた事で、それが違和感として鮮明に現れている作品です

fullsizerender-4

そしてもう一つは「jpeg」シリーズ
「デジタル画像の解体」をテーマにしており、ブロック状の
ノイズが独特のモザイク画のように見える作品です
ノイズはかなり大きく、遠くから観る印象と近くから観る印象が全く異なるとても面白いものでした



fullsizerender-7 fullsizerender-6 fullsizerender-2

今回の展覧会で出展されている18シリーズのうち、
そのほとんどが、イメージする「写真」ではありませんでした

ルフの作品には必ずと言っていいほど“違和感”が潜んでいます

その違和感は、ルフがその時代の状況や技術にいち早く反応し、既成概念にとらわれずに写真表現のあり方を覆そうとしてきた結果なのかもしれません

皆さまも是非訪れてみて下さい*