秋と言えば…
スポーツの秋、食欲の秋…などなど唄われていますが、本日は
芸術の秋と扮して“陶芸”にスポットをあててみました
有田焼、瀬戸焼、波佐見焼、九谷焼…陶芸の種類は日本全国に豊富にあり、各地に根付いた陶芸が存在しています
今日は、その中でも栃木県で盛んな“益子焼” を少しだけ
紹介したいと思います
益子焼は土の味わいが感じられる、厚手で素朴な器です 柳宗悦とともに民芸運動を起こした濱田庄司により 益子の町は
民芸陶器の里となりました
それから何百年と月日は流れ、今では若手の作家さん達も多く、現代に合ったオシャレで温かみのある器が
数多く存在しています
その中でも気になる作家さんをご紹介*
よしざわ窯▼△
今やオンラインでの販売直後に売り切れてしまうという、
大人気のよしざわ窯
現在家族を中心に友人や若い作家さんなど、10人ほどのメンバーで作陶しているそうです
栃木県益子町で一つ一つ手作りで作陶されている、よしざわ窯の器は、そのいびつな形に人の手の温かみを感じることができ、
どれも愛らしいものばかりです
またシンプルなデザインなので普段使いにも、どんな食事にも
マッチして食卓に彩りと優しさを与えてくれ、
とても人気を集めています
岡田崇人▼△
岡田崇人さんは人間国宝の島岡達三氏に師事し、現在は益子町に築窯している陶芸家さんです
「掻き落とし」「象嵌」「灰釉」など様々な伝統技法を用いて
作られているのが特徴的
草花がモチーフになったお皿は、まるで鳥が飛んでいるようにも見えます 今とても話題の作家さんです
石岡信之▼△
山形県出身の石岡さんは、親戚の方が陶芸をされていたことから陶芸の世界に興味を持ち、ものづくりの道に
進むべく大学卒業と同時に益子に移住
5年間を若林健吾に師事し、修行の日々を送りました
独立後しばらくは売れない時期もありましたが、陶器市などをきっかけに石岡さんの器に目を留めたバイヤーから注文が舞い込むようになり、現在では定評のある若手注目作家です
蓮見かおり▼△
蓮見さんの作品は、淡い水色の模様と、飴色の釉薬が印象的 手の温もりが感じられるような、素朴の味わいがあります
普段使いの器にぴったりな蓮見さんの器で、
毎日の食卓を彩ってみては?
この秋、10/31(土)〜11/4(火)には益子焼の陶器市が開催*
陶器市は1966年(昭和41年)から始まり例年、
春と秋に行われています
販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売されます
テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができるそうですよ
ぜひお気に入りの戦利品に出会いに行かれてみては
いかがでしょうか?