HEARTS/Double Bside

HEARTS
Double

「晴れのち」

2025,12,18
【OASISlive25】マンチェスター遠征レポ

— 大人になってから叶えた、16年越しの夢 —

2025年は、私にとって間違いなく “OASISの年” でした。
日本公演の余韻が消えず、オアシスロスと戦い続けるなか、
本場・マンチェスターでのライブ体験を、
ようやく落ち着いた気持ちで振り返ろうと思います。

少し長いですが、お付き合いください。

◆ 7月7日:ロンドンへ。静かに始まる熱狂

ライブを共にした相棒のヨーコギャラガー(ヨーコ)が
勝ち取ったプレミアチケットだけを握りしめ、
何の情報もなくロンドンへと現地入り。

ロンドンはまだOASISムードは無し。



2ndモーニンググローリーのジャケットのロケ地
や、ビートルズの聖地アビーロードなどを散策。
 

翌日のロンドンオアシスファンショップのオープンに合わせて訪れると、店内にはファン心をくすぐるアイテムがずらり


せっかくだから、と自分に言い聞かせ、

気づけば両手で抱えきれないほどの購入量。



Tシャツ4枚
スウェット1枚
ロンT5枚
アディダスコラボジャージの上下セット。


25周年の限定レコード(日本未発売)4枚
1枚は社長へプレゼント


ジャケットポスター(日本未発売)


レコードを買ったらもらえるレコードサイズのポスター、
live25ステッカー、
レコードジャケットステッカーセット、
ターンテーブル用のスリップマット。
(すべて日本未発売)

あまりの勢いにクレジットカードが不正使用扱いで止まるという、笑うしかないハプニングまで起きました。
それでも、あの場で手にしたものはすべて “持って帰って良かった” まさに宝物です。

◆ 7月10日:聖地マンチェスターへ

朝からOASISからのメール。

2人から、明日だよとの事で、
いよいよマンチェスターへ。


ロンドンから電車で2時間。
マンチェスター駅に降り立った瞬間、空気が一変。





駅ではリアムがお出迎え。

街中に掲げられるロゴや壁画。

マンチェスターの駅ではもう次の日からライブが始まるという事で、すでにお祭り騒ぎでした。







OASISのTシャツを着た人々、
街中に掲げられるロゴに、フラッグ、駅、
パブ、壁画など街がOASIS一色に。
 
すぐにホテルに荷物を置いて、
マンチェスター市内の
グッズを販売するofficial merchandiseへ。
(ポップアップショップとは別に日付入りのTシャツや、マンチェスターと書いた限定品などを売っている路面の期間限定のお店へ。)



ロンドンで大量購入した為、

マンチェスター限定のTシャツのみゲット。

その後はVIPグッズの受け取りも兼ねて
マンチェスターのファンショップへ。




300人ほどの行列が出来ていましたが、
VIPのグッズの受け取りに来ましたと伝えると
すーっ、と傍から中へ。
まるでディズニーのファストパス。
恐るべしVIP。笑
(色々と日本よりもずっと高待遇でした)
近くにはジャケットのモニュメントも。

VIPのグッズがこちら。


エフェクターボックス型のケースに収められた限定品、1100人だけのシリアルナンバー。

記念品としてだけでなく、旅そのものを象徴する思い出となりました。

◆ 7月11日:運命のライブ当日

さあ、いよいよ。
全身adidasとOASISのグッズに着替え、
準備万端。

チケットマスターからも
It's show time!!
との連絡が。
本当にいよいよなんだと。。。。
このメールだけでヨーコと涙。。。笑

そしてFRONT STANDINGとの文字が!!
ヒートンパークでのライブは
オールスタンディングの為、
前方エリアに入れるかどうかが大きな鍵で
この時点まで前方エリアに入れるのかどうかも分からず、ハラハラの日々だったので本当に一安心でした。





トラムに乗り会場となるヒートンパークへ。
看板がすべてOASISのロゴ、
行き先もすべてOASIS→の表記に!!

◆ 朝11時、ヒートンパーク到着

開場は15時のはずなのに、すでに200人の猛者が並んでいるという恐ろしさ(笑)
日本人男性2人とたまたま出会い、色々な話で盛り上がりました。
(ギャラガー兄弟の実家に行った強者…尊敬しかない)

14時すぎには入場開始。
金属探知機のボディチェック、手荷物は全部出されて、水筒の中身までチェック。
空港の入国審査レベルのガチセキュリティチェックを受けていよいよ会場入り。

リストバンドをゲット。

そしてとにかくとにかく
ステージに猛ダッシュ。




そしてなんと!!

センターのど真ん中、前から4列目という
奇跡なポジションを確保。

周りはVIPのリストバンドの人ばかりという印象。

とにかくスクリーンが大きすぎるし、スケールが桁違い。

◆ CAST、Richard Ashcroft と贅沢な前座の後からの流れ そして — OASIS

予想通り
Fuckin in the Bushes
のイントロが始まり(オアシスのライブではお決まりのオープニング曲)
会場中の熱気が一気に爆発!!


まさかまさかのリアムとノエルが手を繋いで姿を表し、さらにボルテージはMAXに。

本当に本当にOASISが目の前にいる!!!!
ちゃんと肉眼で見れました。


そして感動に浸る時間もなく

1曲目のHello
イントロから大盛り上がり。
今回のライブにて改めて最高な曲だと痛感した、Hello
再会の曲としてこれ以上ふさわしい曲はないと、オアシスからのご挨拶でした。




続いてAcquiesce

ノエルとリアムが交互に歌う為、2人が揃って初めて成立する曲。
まさにOASISでしか出来ない曲。
リアムとノエルが一緒に歌ってる。。。
揉まれながらも目に焼き付けなければならない瞬間でした。

◆ Cigarettes & Alcohol(地獄のポズナン)

この曲で起きた“本場のポズナン”は本当に命の危険を感じるレベルでした。(笑)
日本公演でもポズナン経験済みの方もいらっしゃると思いますが、はっきりいってレベル違いです。
例えるならば、
朝ラッシュの山手線で全員がジャンプしてる様な感じです。
無理です。
もみくちゃすぎて
「あぁ、、私はここで死ぬかも、、、」と。




まさかそんな事になるとは思わず、一部始終を撮った動画があるのでよろしければインスタを参照ください。

より臨場感がある動画になっております。
https://www.instagram.com/p/DMfZY7wvqM9/?img_index=1&igsh=MXdteXgyODNuZnJwYQ==

広大な青い空。
そこに夕日が沈む中、会場のみんなが飛び跳ねてる景色は一生忘れないでしょう。
 
そして
Talk Tonight
Half The World Away
Little by Little
完璧で安定の歌声のノエルコーナー。
ノエル推しの私にはたまらない時間でした。
とくに今回のLittle by Little の気迫は圧巻

大事なサビのところをファンに歌わせがちなノエル。
本当は全部ノエルに歌ってほしいところですが、今回は遠慮なく全力で歌わせて頂きました。

◆ Whatever

この曲はOASISを代表する名曲中の名曲。

そしてOASISのレコードの中でも1、2を争うビジュアルのwhateverのジャケット。
イントロでその画像がスクリーンいっぱいに映し出され、すでに涙。
リアムのwhateverは2018年の武道館以来。
ノエルが去年のフジロックでやってくれて、
とてもびっくりした記憶。 

でも、やっぱりリアムのwhateverが最高だなと。

最後のアウトロ部分のビートルズのオクトパス・ガーデンは涙物。。
もう死人が出るレベルでした笑









Live Forever
Rock ’n’ Roll Star

Encore
The Masterplan
Don’t Look Back in Anger
Wonderwall
Champagne Supernova

もうこの辺は説明不要の名曲オンパレード。
天に召される様な感覚が続き、
もはや脳死状態。笑
記憶も曖昧で生きているのがやっとでした笑

リアムが歌いノエルがハモリを入れる。
2人が一緒に歌っていました。涙
ずっとずっと聴きたかったやつ。。
OASISでしか出来ないやつ。
ずっと待ち続けた物がやっと見れた瞬間でした。

そして今回のライブで改めてOASISのフロントマンはやっぱりリアムなんだと。
過去最高だったリアムの歌声、
ノエルはいつも完璧だし、
サポートのゲム、アンディ、ボーンヘッド、
ジョーイ・ワロンカー。
OASIS史上最高の素晴らしいOASISでした。

とんでもない物を見せられ、
ラストのChampagne Supernovaが終わった時には気がつけば前から2列目。



2人が手を繋いで退場し、ライブは終了。


真上に上がる花火も格別な思い出。
一生忘れられない光景になりました。

◆ 16年越しに叶った“自分の夢”

「オアシスが再結成したら、いつかイギリスで観たい」
そう言い続けて16年。
大人になってから叶えた夢は、若い頃のそれとは全く違う重みがあり、
思い出すだけで胸が熱くなり、
また涙が出そうになります。

人生でそう何度も訪れない “本物のハイライト”。
今回のマンチェスター公演は、まさにそれでした。
本当に行って良かった。
行けて良かった!!

共に行ってくれたヨーコギャラガー、
再結成を決断したOASIS、
行ってこい!と快く休みをくれた社長、
スタッフ・お客様。
心から感謝しています。

LIVE FOREVER!!

江良 友規子