2025,10,30
Tomo Katsurada / 夢の卵(Dream of the Egg)
こんにちは中嶋です。
今回は、アムステルダム在住の日本人アーティスト Tomo Katsurada によるアルバム『夢の卵(Dream of the Egg)』を紹介したいと思います。
Tomo Katsuradaについて少しだけ。
2022年に解散したサイケデリックロックバンド Kikagaku Moyo(幾何学模様) の創設メンバーとして知られています。
幾何学模様は、メンバー全員ロン毛という出立ちのリズミカルでサイケデリックなロックなバンドでした。
musit.netより引用
Kikagaku Moyo/Cardboard Pile
その後、Tomo Katsuradaソロとしての作品は、アンビエントやヒーリングミュージックのように、より内省的でリラックスしたサウンドへと変化しています。
Tomo Katsurada / 夢の卵(Dream of the Egg)
エコーやアナログシンセの柔らかな揺らぎ、ノイズの質感が心地よく、まるで夢の中にいるような包み込まれる音の世界が広がります。
また、アルバムのアートワークにも強いこだわりがあります。
レコードというより絵本のような作りのアルバムです。
オランダ・アムステルダムを拠点とするアートレーベル Terry Bleu からリリースされています。
アートワークは大竹笙子さんが担当し、リソグラフ4色刷りで全て手作業で制作されています。
ページをめくる音までも作品の一部のように感じられ、独自の世界観を味わえます。




アルバムを聴きながら絵本を手に取ることで、Tomo Katsuradaが描く静かでやさしい夢の世界を、より深く体験することができると思います。
是非聴いてみてください〜
それではまた!!
中嶋 瑛



