HEARTS/Double Bside

HEARTS
Double

Singalong

2022,05,10
U2 / 杉本博司 / 江之浦測候所


先日、小田原にある江之浦測候所というところに行きました。


現代美術作家の杉本博司さんにより「構想10年、工事10年」もの歳月をかけてつくられた
ギャラリーでもなく、美術館でもなく、公園でもなく、測候所
”世界や宇宙と自分との距離を測る場所”という意味を込められてつくられた空間なのだそうです。

東洋のリビエラとも呼ばれる美しい景勝地に広がる9,496㎡もの広大な敷地には、
古美術収集家としても知られている杉本さんが集めた骨董品、アート作品が並びます。




中でもすごく惹きつけられた作品が、「海景」という写真作品。
ジャマイカのカリブ海から日本海まで。世界の水平線を収めた写真作品が、
海抜100メートル地点に建つ全長100メートルのギャラリー棟「夏至光遥拝」という場所に展示されています。



そして、その美しい作品を見終えた先に広がる本物の水平線。



観て、体感できる作品。圧巻でした。



その中の作品の一つ、"Boden Sea, Uttwil 1993” (ボーデン湖、ユトビル)

(実際の作品には木々や人影は写っていません。
借景と言うのでしょうか?額に写り込んだ背景を含めても、美しい。)


何となく見覚えがあると思い調べてみると、なんと
U2のアルバムジャケットに使用されているのでした。


どのようにしてこのコラボレーションが実現したのかは、
“The Japan Times 20095月20日号に詳しく掲載されています。

ボノが杉本さんの"Boden Sea, Uttwil”をアルバムのジャケットに使いたいと話した時、

杉本さん「How about a Stone Age deal - no cash?」
(石器時代の取引はどうでしょう?お金が絡まない取引をしませんか?)

と言い、その代わり杉本さんからは作品提供の条件として、
金銭の代わりに杉本が今後プロジェクトを行う際、

本作に収録されている曲を使用出来ること、
ジャケットの写真には何も入れないことの2点が提示され、

ボノはすぐに快諾したという。
※Wikipediaより抜粋


とのことで、江の浦測候所でこのアルバムの楽曲が流れてることを期待したのですが、
残念ながら流れてはいませんでした。

このNo Line on the Horizon というアルバム、製作には年来の盟友である
ブライアン・イーノとダニエル・ラノワが携わっています。

そしてこのアルバムの発売を皮切りに、U2 360° TOURという
圧倒的なエネルギーに満ち溢れたツアーをスタートします。

全110公演に及んだこのツアーは、世界30カ国を回り、
観客数延べ710万人という驚愕の数字に達しました。

やはりU2の音楽には熱量が溢れています^ - ^
何かをはじめる時、パワーをもらいたい時は是非、聴いてみてください♪

Double SONS  松井 正太