HEARTS/Double Bside

HEARTS
Double

Singalong

2018,09,05
ARETHA FRANKLIN
「(YOU MAKE ME FEEL LIKE)A NATURAL WOMAN」

モータウンやアトランティック(どちらもアメリカのレコードレーベル)などの
ソウルミュージックを聴き漁っていた頃、
アルバムのタイトルに惹かれ購入したのがアレサ・フランクリンの「 LADY SOUL 」。
彼女のパワフルな歌声に魅了され購入当初はかなりのヘビーローテーションで聴いていましたが、最近はご無沙汰気味。
アレサ・フランクリン逝去のニュースで久しぶりにこのアルバムを手にすることになるとは
本当に残念・・。

(YOU MAKE ME FEEL LIKE) A NATURAL WOMAN

アルバムから最初にリリースされたシングル曲で、
アレサと同い年のキャロル・キングが作ったもの。
彼女のアルバム『 Tapestry 』にもこの曲のセルフカバーが収録されています。
数多くのアーティストにカバーされていて、
彼女の葬儀の際アリアナ・グランデが追悼パフォーマンスにこの曲を披露していました。
アリアナさんの歌声も悪くはないし、キャロルバージョンも好きですが
やはりアレサが最強。無になって聴き惚れてしまいます。


温故知新。私達のボスが度々口にしている言葉。

この言葉について私なりに色々考えていたある日、
高校生のお客さまがとんでも無いことを言いだしました。
「ロックはオアシスで終わりだよね〜。」
今や音楽はパソコンで作る時代。
誰にでも作れちゃうからバンドを組んで演奏するってことにあまり魅力を感じないようで、
ロックを聴いて育ってきた私には理解不能。
このままでは古き良きものがどんどん消えて行ってしまうのではとヒヤッとしました。

このアルバムは私が生まれた年にリリースされています。
ソウルミュージックにハマった頃は、
アシッドジャズやらハウスミュージックなんかが溢れてました。
その音だって元々のルーツはソウルミュージックだったりゴスペルだったり黒人の音楽。
世代が違おうが全く関係なくて、時代が変わってもいいものはいつまでだって良い。

温故知新「古きを温めて新しきを知る」、迷いさまよえる大人達にこの言葉を捧げます。
若者はいったん、温新知古でお願いします(笑)・・。