HEARTS/Double Bside

HEARTS
Double

Singalong

2021,10,06
Buena Vista Social Club

今回はキューバで1996年に結成、アルバムの売り上げは100万枚を突破しグラミー賞を受賞したバンド、
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(以下、BVSC)を紹介します。



アメリカ人のギタリストのライ・クーダーがキューバでどうしてバンドメンバーを集めたのか?
平均年齢78歳のメンバーはどんな人たちなのか?
BVSCを知るにはライ・クーダーの友人である映画監督ヴィム・ベンダースの撮影したドキュメンタリー映画に詳しく収められています。

実はこの映画10年ほど前に観ているのですが、今回久しぶりに観なおしました!
南米ならではの色とりどり車が走る街なみ、陽気な人々。
日本から遠い国キューバにいつか行ってみたいと強く感じました。

キューバ音楽というジャンル分けがあるくらい音楽が根付いている国はどんな所なのか少し調べてみました。

キューバ音楽は、スペイン系とアフリカ系の音楽が融合して生まれたものをベースに、様々な要素が混じり合って生まれた。ラテン音楽の中枢的な存在として、ジャズと共に20世紀の大衆音楽に大きな影響を与えた。代表的なキューバ音楽は、スペインのギターとアフリカの太鼓を組み合わせたヨルバ系文化の影響が強いルンバやソンがある。
Risvel参照


アフリカから連れてこられた人々やスペインなど欧州からの移民、そして革命を乗り越えてきたキューバ音楽は歴史の中で混ざり合うことで、独自の文化が生んだものなのですね。


メンバーの中には3歳から楽器を持ち始め、何十年と音楽と共に歩んできた老年ミュージシャンたちの持つ音楽に対する情熱に感動しました。

それぞれの音楽と人生のストーリーがあり、それが音楽に出ていると感じながら観る事ができ、全編105分が、あっという間に観終わりました。

その中でも特に僕が惹かれたのがメインボーカルの”イブライム”。
彼の人生は一度は歌うことから離れて他の仕事をしたりした苦労した時期があったからこそ、歌うことへの愛を感じる彼の歌う姿は素晴らしいものです。



当時の平均年齢78歳のバンドが、なぜ世界で100万枚のヒットしグラミー賞を受賞したか理由がわかります。
キューバの激動の歴史の中で、常に音楽を愛し歩んできたからこそ生まれたものに感動します。

1999年の映画公開から18年が経ち、亡くなっメンバーを称えながらも2018年に公開された第二作ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオスも是非観てください!
新たに加わったメンバーと共に今も活動するブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのその後が描かれています。

日本とは全く違うキューバの音楽に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

             中嶋 瑛