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旅と音楽と人と髪

CRAZYSCISSORS

先日、Doubleで映画の上映会が行われました。

なんと、この映画

この方のブラジル路上カットドキュメントムービー

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そうです、 美容師なら誰もが知っている
Side Burn オーナー太市さん

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以前、この映画を観た山下が是非みんなに見せたいと言って
太市さんをお招きし、Doubleでの上映が実現しました

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CRAZY SCISSORS go around in BRASIL performed by TAICHI

太市さんが13日間の南米滞在中に現地の人々をカットしていく様子をフィルムに収めたロードムービー

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公園で 街中で 路地裏で どんな場所でも

風が吹いても… 雨が降っても…

カットする

そこで創られたヘアスタイルは現地の空気に自然ととけ込み
こちら側までリアルに伝わってくる

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刺激的で少し笑えて感動して、、、

表現の仕方は様々ですが、すばらしいものにはその熱意や
葛藤とか愛とか、いろんな事が観ている者に
伝わるものだと思いました

太市さんが主演、制作、編集まで1年がかりで作り上げた映画、残念ながら一般公開はされていませんが、何処かで観る機会が
あったら是非観て頂きたいです

特に同じ美容師さんに…

ヘアカットは言葉が伝わらなくても世界共通で
笑顔を届ける事が出来る

改めて感じたこと

美容師は最高な仕事です!!

誇りを持って明日からも
更に更に皆様の素敵な笑顔が見れるように頑張ります!

仕立て屋のサーカス

先日、渋谷区神宮前にある「VACANT」で行われた、

物語音楽家(CINEMA dub MONKS)
×
裁縫師(suzuki takayuki)
×
照明作家 (渡辺敬之)

による公演、「仕立て屋のサーカス」を観に行きました。
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suzuki takayukiさんといえば十数年前、サロンのインテリアからヘアショー、撮影など…多岐に渡りお世話になった方なので、観に行く前からとても楽しみにしていました。

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パンフレットによると、
「音楽なのか、演劇なのか、ダンスなのか、サーカスなのか、
何かわからないが、音と布と光の中に物語がある。」との事。

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力強く響くコントラバスやアコーディオンの音、
朗読、会場を優しく包む照明。
ときおり聞こえるミシンと裁ちバサミの音。
その音楽に合わせて即興で服を仕立てるsuzuki takayukiさん。
手仕事でしか作れない、繊細で濃厚な空間。

IMG_2591昨年末に行ったヘアショーと同じ温度を感じ、
感動して鳥肌がたちました。

IMG_2605suzuki takayukiさんの裁ちバサミ。

一生懸命、情熱をもって物事に取り組むことは、
ちゃんとその温度が伝わるんだと、改めて実感した一日でした。

こちらはオーナー山下による、suzuki takayukiさんとの作品。
suzuki十年以上前の作品ですが、今見ても色褪せない、
むしろ新鮮さすら感じる作品。

新年早々、とても素晴らしい体験をさせていただきました。
今年も日々のサロンワーク、撮影、そしてヘアショー。
情熱を持って取り組んでいきたいと思います!

Greenのある暮らし

忙しい毎日に癒しの空間は必要不可欠

やはり住まいは出来るだけリラックスできる
場所でありたいものです。

そんな暮らしのお供として最近ブームが再来しているのが
“グリーンのある生活”

人間は本能的に植物のグリーンや花・花の香が存在する事で、気分をリラックスさせることができ、また、このときは脳内で
アルファ波が測定されることが科学的にも証明されています。
観葉植物の緑の効果は見ることによってリラックス効果をもたらしてくれるもので目の疲労・回復にも大きな効果があるのです。


また植物は根から吸収した水分蒸散させ、乾いた空気に湿度を与える能力や微量の有機ガスを吸収して無害化するという
働きもあるのです!

乾燥の気になるこれからの季節の湿度調節にもってこいですね!

一方、夜や気温が低い時には蒸散は起きませんので湿度が不必要に高まることはありませんのでご安心を*


好みの鉢、ガラス瓶などに入れたり、壁に掛けたり一手間加えるだけでもグッとお洒落な雰囲気を演出してくれます

そして最近注目なのがこちらの多肉植物


プニプニとした肉厚の葉、そしてこのなんとも言えない、
愛らしいビジュアル❤︎

多肉植物は砂漠や高山の斜面など水分が少なく、非常に過酷な環境で生き抜けるよう、さまざまな工夫を凝らし、
独自の進化を経た結果この様な姿になったそうです。

なんだか感動しますね…

ストイックな環境で生き抜けるという事は…
お世話もとっても楽ちんという事!

グリーン初心者の方もきっと取り入れやすいと思いますよ

色々な種類の多肉植物を植え寄せして
自分好みにアレンジしてみたり…

ガラス瓶でのテラリウムタイプで楽しんでみたりと…


植物と過ごす日常を始めるきっかけにしてみては?

美術館で芸術とショートフィルムを

アジア最大級 米国アカデミー賞公認国際短編映画祭がおくる

”ショートフィルムの秋”

シネマミュージアムー秋の特別上映会
ショートショートフィルムフェスティバル&アジアは
ショートフィルムの魅力を広める為に
毎年秋に開催しているイベントで

芸術の秋にちなみ「アート」をテーマにセレクトしたプログラムなど6プログラムを上映します

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そもそもショートフィルムって??

ショートフィルムとは、短いものは1秒から、長いものだといろんな長さの尺がショートフィルムと 定義されています
ショートショート フィルムフェスティバル & アジアのオフィシャルコンペティションでの規定は25分以内、アカデミー賞 は45分以内、カンヌ国際映画祭の規定は15分だそうです

映画の様なストーリーと映像、音楽の融合を楽しめる作品、CGのアニメーションを楽しめる作品などから世界中の映画祭の審査員が選んだ間違いなくおしゃれで面白い短編映画を子供から大人まで幅広く楽しめる事ができます
さらにはハリウッドスターまで続々登場して一部イベント以外はなんと無料で上映してます!!

東京都美術館 10月14日(月)~18日(火)

アンダーズ東京 10月13日(火)~16日(金)

詳細はこちらから

ファッションやオシャレの参考にもよし!
音楽や映画が大好きという方にもこの機会にショートフィルムをぜひ鑑賞してみて下さい。

焼き物の魅力

秋と言えば…

スポーツの秋、食欲の秋…などなど唄われていますが、本日は
芸術の秋と扮して“陶芸”にスポットをあててみました

有田焼、瀬戸焼、波佐見焼、九谷焼…陶芸の種類は日本全国に豊富にあり、各地に根付いた陶芸が存在しています

今日は、その中でも栃木県で盛んな“益子焼” を少しだけ
紹介したいと思います

 益子焼は土の味わいが感じられる、厚手で素朴な器です 柳宗悦とともに民芸運動を起こした濱田庄司により 益子の町は
民芸陶器の里となりました

それから何百年と月日は流れ、今では若手の作家さん達も多く、現代に合ったオシャレで温かみのある器が
数多く存在しています

その中でも気になる作家さんをご紹介*

よしざわ窯▼△

今やオンラインでの販売直後に売り切れてしまうという、
大人気のよしざわ窯
現在家族を中心に友人や若い作家さんなど、10人ほどのメンバーで作陶しているそうです
栃木県益子町で一つ一つ手作りで作陶されている、よしざわ窯の器は、そのいびつな形に人の手の温かみを感じることができ、
どれも愛らしいものばかりです
またシンプルなデザインなので普段使いにも、どんな食事にも
マッチして食卓に彩りと優しさを与えてくれ、
とても人気を集めています


 岡田崇人▼△

 岡田崇人さんは人間国宝の島岡達三氏に師事し、現在は益子町に築窯している陶芸家さんです
「掻き落とし」「象嵌」「灰釉」など様々な伝統技法を用いて
作られているのが特徴的
草花がモチーフになったお皿は、まるで鳥が飛んでいるようにも見えます   今とても話題の作家さんです

石岡信之▼△

山形県出身の石岡さんは、親戚の方が陶芸をされていたことから陶芸の世界に興味を持ち、ものづくりの道に
進むべく大学卒業と同時に益子に移住

5年間を若林健吾に師事し、修行の日々を送りました

独立後しばらくは売れない時期もありましたが、陶器市などをきっかけに石岡さんの器に目を留めたバイヤーから注文が舞い込むようになり、現在では定評のある若手注目作家です

蓮見かおり▼△

蓮見さんの作品は、淡い水色の模様と、飴色の釉薬が印象的 手の温もりが感じられるような、素朴の味わいがあります
普段使いの器にぴったりな蓮見さんの器で、
毎日の食卓を彩ってみては?

この秋、10/31(土)〜11/4(火)には益子焼の陶器市が開催*

陶器市は1966年(昭和41年)から始まり例年、
春と秋に行われています

販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売されます

テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができるそうですよ

ぜひお気に入りの戦利品に出会いに行かれてみては
いかがでしょうか?

2015大地の芸術祭in越後妻有

瀬戸内海の小さな島々で行われる
瀬戸内国際芸術祭は有名ですが
実はこの芸術祭のモデルになった芸術祭があるんです

新潟の越後妻有地方で開催される
《大地の芸術祭》
2000年から3年に1度開催され
今年で第6回目
今までの来場者数約160万人
国内外からたくさんのアーティストを向かえて行われる
ビッグイベントなのです

越後妻有は日本有数の豪雪地帯であり
過疎化高齢化が進む農村地域
そんな76000ヘクタール(東京ドーム16170個分)の
広大な大地に約200組のアーティスト約300の作品が
市街地から山の中までいたる所に配置されています

この効率化の時代に
できるだけ手間ひまをかけ里山を歩き
流れている時間を感じながら見てほしいと
作品を1ヶ所に集中させず
バラバラに配置しているそうです

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日帰りで見に行く事もできるのですが
廃校を改築した宿泊施設や
アーティストが手がけた空家作品に
泊まることもできるんですよ
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今年の大地の芸術祭は
7月26日(日)〜9月13日(日)まで
一年中見れる作品もあるのですが
この期間の土曜日曜だけ開催される
イベントも多いので
ぜひチェックして行ってみてください

余談ですが岩井俊二監督、音楽プロデューサーに小林武史さんを迎えてつくられ大ヒットした映画
『スワロウティル』に主演で出演しているCHARAがボーカルを
担当した劇中の架空バンド
『YEN TOWN BAND』が9月12日(土)一夜限りの復活をこの芸術祭でするそうです。
1990年代に青春を送った方々にはとても懐かしい
映画&バンドなのではないでしょうか?
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写真は大地の芸術祭HPより引用させて頂きました
公式ホームページはこちらから
http://www.echigo-tsumari.jp

 

気になる方は是非チェックしてみてください

日に日に暖かくなってきて春の歩みを感じる今日この頃…

今日はこんな季節にふと眺めたり、部屋に飾ったりしたくなるお気に入りの写真集をご紹介します。

FLORA
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世界で一番美しい本とも呼ばれるこの写真集
とにかく美しい…

ファッションフォトでは売れっ子のNick Knight(ニック・ナイト)という写真家が3年半かけて撮影した写真集。

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ここに収録されている46点の押し花は、大英帝国時代からコレクトされたNatural History Musiemに展示の押し花を撮影したものだそう。

600万に及ぶサンプルの中から約1000種を選んで撮影し、最終的に収録されているのはそのうちの46点のみです。

それは3年半かかりますね…

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美しいという言葉が素直に溢れ出す写真集

永石 勝さんという有名アーティストの写真集やジャケットの撮影など数々を手がける今注目の写真家。

花3

植物の持つ、生命の美しさ・はかなさの一瞬を捉えたフォトアートブック80種類収録されてます。

FLOWERS
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今にも動き出しそうな花の美しさが切り取られた写真達

フラワーコーディネーターとして雑誌や広告、イベントなどで活躍する河合正人さんと、スタイリッシュな写真と映像でCDジャケットやミュージックビデオ、広告などを中心に手掛ける大川直人さんがタッグを組んだ写真集。

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花2

1年をかけて四季折々に咲く花のなかで、本当によい花に出合えたときにだけ撮影されたという、花に寄り添うようにしてつくられたこだわりの1冊です。

とにかくこの写真集たち。ぼくにとってはどれが1番とは選びがたい、どれもが最高の1冊です。

春は出会いと別れの季節

大切な人へのギフトブックとしてはもちろん、部屋のインテリアブックとしてもオススメな写真集です。

星が見える夜は…

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 見上げた夜空に星がたくさん瞬いていた時…

夕方、ひときわ明るい一番星を見つけた時…

面白い形をした星の並びにふと気がついた時…

星空を眺めていると何だか時間を忘れてしまいそうになります

星や星座の名前が知りたいなって思ったことありませんか?

今の季節も実はたくさんの星座を見る事ができるのですよ

代表的なモノは、みなさんもご存知のとおり

北斗七星

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星座の中で一番探しやすい北斗七星です。

実は星座の案内役。方角を知る手がかりになることや春の星座を探す手がかりにもなります。

 うしかい座 

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春の夜、東寄りの空に明るく輝くオレンジ色の星を見つけたらそれがきっと牛飼い座です。

この牛飼い座、ギリシャ神話に登場する天を支える巨人のアトラスの姿だとも言われています。

おとめ座 

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翼の生えた女神という、ロマンチックな姿をしている乙女座。

または、一等星スピカ(Spica)

スピカが輝いているのは左に持った麦の穂先。

この麦穂は作物の実りをもたらす象徴する女神なんです。

そして北斗七星、うしかい座、おとめ座を続く曲線を春の大曲線いいます。

しし座

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百獣の王のライオンの星座。

ギリシャ神話に登場するこのライオン、実はネメアの森に住むという化けライオン。人間までも襲って人々を悩ませたこのライオンは、ディズニーのアニメなどにもなった英雄のヘルクレスに退治された神話はご存知でしたか?

まだまだこれは、ほんの一部

今夜は、春の星座に癒されながら眠りについてみてはいかがでしょうか?

日常に溢れる、あらゆる単位△▼

  ただ今、六本木ミッドタウン
21_21DESIGN SIGHTにて開催中の企画展

『単位展・あれくらい それくらい どれくらい?』

を今日は少しだけご紹介したいと思いますProcessed with VSCOcam with f2 preset

私たちの日常生活は単位で溢れています

kg、ml、㎝、㎇、円、分…などなど

単位が存在しているからこそ、成り立っている

今まで、そんな事を考えもしませんでしが、この「単位展」では様々な角度から単位を見る事によって新たな発見を体感しながら楽しめるものになっています

ますは単位の説明書きが*

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単位があるおかげで、「はかる、比べる、共有する、計算する、規格化する、変換する」の6つが可能になっているという事

なるほど、なるほど…

例えばこちらは
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 同じ1kgでもこんなに違いがあるのです…Processed with VSCOcam with f2 preset

Processed with VSCOcam with f2 presetマッハ1とは?1秒間に340.29m進む事を言うそうです

と言うと
1秒間で東京タワーを上りきることになります!!

Processed with VSCOcam with f2 preset  などなど…

さらにおもしろいのが、言葉の重みを単位で表したものProcessed with VSCOcam with f2 preset

濁点を1gとすると… Processed with VSCOcam with f2 preset Processed with VSCOcam with f2 preset

言葉どおり「おもい」のが重いそうです…

これは、展示のほんのごく一部でまだまだ、楽しいものがいっぱいです!!

ちょっと違った角度からのモノの見方

こういうの好きです♡

作り手のセンスを感じるアート展オススメです

日常にアートを

食べることをもっと楽しく

日常生活の中で、ごく当たり前に使っている“うつわ”
ただ食事をする為だけのモノと思うなら何を使っても同じ…

“なんだか素敵な絵柄”
この色味が好き

そんな気持ちになれた瞬間、きっと毎日の生活も
もっと楽しくなるはず

日常に,ほんの少しアートを感じさせてくれる器を
今日は少しだけ紹介

まずは伝統ある北欧の食器を…

Marimekko/マリメッコ

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マリメッコはフィンランドで誕生した
『衣類デザイン』&『テキスタイル』のブランド

1951年に創立された以来、明るくオシャレなデザインと、丈夫につくられていることから、世界中で愛され続けています

ARABIA/アラビア

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1873年、フィンランドはヘルシンキ郊外の
「アラビア」地区に創業
それ以来、優れたデザイン性・芸術性を保ちながらも
使い勝手に配慮した実用的な陶器を発表し続けています
シンプルなものから華やかなものまで、オリジナリティー豊かな製品を幅広く揃えているのもアラビア社ならではの特徴です

そして日本で活躍するお二人のアーティストを…

yumiko iihoshi porcelain/イイホシユミコ

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手づくりの作品では、なるべく手あとを残さずに
かたや量産の作品では、手づくりのように人の手と思いを介して

イイホシユミコさんの磁器づくりのコンセプトは
“手づくりとプロダクトの境界にあるもの”
どのシリーズをとっても、
ぬくもりはあるけれど主張しすぎない、
使い手のための器たちです

 

amabr/アマブロ

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アーティストである村上周氏が監修するプロダクトブランド

普段の暮らしの中にある何気ないものをamabr的な表現でアートに生まれ変わらせて、
現代の生活にあったプロダクトに融合してみると生活はもっと楽しくなる…
という発想から生まれたブランドです

 

新しい季節、服を着替えるように器も新調してみては?